子供がいじめられている

子供がいじめられているなら

自分の子供がいじめられていると知ったら、どのような行動を取ればいいのでしょう。

 

感情的になり、加害者の家に怒鳴り込んで行きたい気持ちになるかもしれませんが、
まずそこはぐっとこらえましょう。

 

怒鳴り込んだところで何の解決にもなりませんし、
逆に、強迫されたと訴えられてしまうことも考えられます。

 

相手に認めさせ、いじめをやめさせたい、謝罪させたいと思うなら、準備を整えてからです。

 

まずは深呼吸して、子供の話をよく聞きましょう。

 

どんなことがあったのか、そして、子供はどうしたいのか、どうしてほしいのか。

 

子供との話し合いの中で、どんなことなら力になれるのかが見えてくるかもしれません。
子供によって、事を荒立てずに解決してほしい、また、一緒に学校に来て相談してほしいなど、
求めていることが違います。

 

親であるあなたは、いつでも子供の味方でいてあげてください。
そして、言葉でも「いつでも味方だよ」「絶対守るよ」と伝えましょう。

 

もし、加害者である児童生徒に会う機会があっても、直接その子に何かを言うのは、
避けた方がいいでしょう。

 

トラブルの元になってしまいます。
加害者に会ったときには、無言の圧力が効果的です。

 

無言でじっと視線を送ることで、あなたがいじめていることを知っているよ、
と、無言のアピールをするのです。以外にも効果的です。

 

感情的になって、加害者や加害者の家族を恫喝するようなことだけはしないようにしましょう。

 

いじめを知った親がまず取るべき行動は、学校にその事実を連絡することです。

 

学校で起こった問題である以上は、当人同士や親同士だけで解決することのないよう、
第三者として学校に入ってもらうようにしましょう。

 

学校に期待をしていないので、相談しても仕方がないと思う人もいるかもしれません。

 

確かに、学校がすべてを解決してくれるというわけにはいかないかもしれませんが、
とにかく、いじめがあるという事実を報告しておくことは、重要なことです。

いじめの証拠を揃える

いじめの実態を認めさせるには、証拠は絶対に必要です。

 

学校に相談する前には、必ず子供の話をまとめたものをメモしておきましょう。
そのメモをまとめて文書にし、学校に提示すると、うまく話が伝わるでしょう。

 

学校側が文書を破棄してしまう可能性もあり、そうなるといじめの証拠が隠滅されてしまいます。
念のため、渡す文書はコピーして自分でも保管しておきましょう。

 

子供にいじめについて話を聞くときには、具体的にいじめが
「いつ」から、「どこで」行われたのか「だれ」に「どんなふうに」いじめられたのか
を聞いてまとめましょう。

 

そして、いじめられて「どんな気持ちになったか」
物が壊れたり汚されたり、実際に被害が出ている場合は「どんなことが起こったのか」
も聞いてまとめましょう。

 

汚されたり壊されたものが残っていれば、保管するか、写真に収めておきましょう。

 

もし、暴力によって体に傷が残っている場合は、写真を撮っておくか、
病院に行って診断書をもらっておくといいでしょう。

 

いじめの実態をまとめて「見える化」しておくことで、
学校やその他の機関に相談する際にスムーズです。

 

学校に相談する際には、まず学級担任に相談することが普通です。

 

学級担任から教頭、校長、教育委員会に情報が渡るという流れになるはずなので、
その際も、いじめの実態が記された文書があるとベターです。

 

隠ぺいも防ぐことができます。
文書にしておくことで、学校を動かしやすくもなります。

 

もし、学校で解決が図られないようなら、どうすればいいでしょう。

 

学校に提示したものと同じ文書で、
教育委員会や人権擁護委員会、議会やマスコミに訴えていきます。
事件性があるようないじめの場合は、警察が動くこともあります。

 

学校がしかるべき対応をしてくれない場合、また、隠ぺいしようという悪質な場合は、
そのやり取りを録画や録音しておくことが功を奏すこともあります。

 

学校や加害者に、怒鳴り込むなど力ずくで働きかけるのではなく、
事前にしっかりと対策をしてから働きかけるべきです。

 

事前対策を行わずに、カッとなって怒鳴り込んだあと、言い逃れをされた場合、
その後は相手も警戒するので、証拠も掴みにくくなってしまいます。

 

文書を作ったり、文書を作るための証拠集めを見つからないようにするのが難しいという場合は、
プロの調査会社などの専門家に依頼するとよいでしょう。

関連ページ

子供が大人に相談できない理由について
子供が両親や先生など、いじめられていることを大人に相談できない理由は何かについて。
子供への対応・話の聞き方について
子供がいじめに合っていることに気づいたら、どう聞きだせばよいのかについて。
いじめの定義って知ってますか?
いじめの定義とは何か、いじめとケンカの違いについて。
いじめの種類を知っていますか?
いじめの種類には、度が過ぎているものが多々あり、例えばどんないじめがあるのかについて。
いじめの原因と共通点はコレ!
学校いじめと職場いじめの違いについて。いじめっ子の共通点やいじめのターゲットになりやすい原因について。
いじめで自殺した人の遺書から学べること
いじめで追い詰められ自殺してしまった人達の遺書の中から自殺を防ぐためのメッセージについて。